緑茶で喉ケア

日本人にとって一番身近なお茶「緑茶」。
まさに“お茶”という名前そのままに『チャ』という植物から生まれます。学名で言うと、『カメリアシネンシス』。発酵させないのが“緑茶”で、発酵させたのが“紅茶”、そして半分発酵させたのが“烏龍茶”。つまりどれも同じカメリアシネンシスと言うツバキ科の『チャ』の木が元なんですね〜。原産は中国西南地域。
この木を表す広東語の「cha」と言う発音が『チャ』や『チャイ』となってアジアに広まり、福建語の「te」と言う発音が「テ」とか「ティー」となってヨーロッパに広がっていったそうな。

「緑茶」をハーブティーの範疇に入れるな!って言う人もいると思いますが、確かにカメリアシネンシスは別格かもしれませんね。まさに「茶」そのものですもの。
そうは言っても“香りや薬効のある植物”という意味では「チャ」もハーブのひとつと言ってもいいのかしらん。
ちなみに世界的には「緑茶」よりも「紅茶」に加工したものの方が圧倒的に多いそうです。

さてさて前置きはさておき、
緑茶の主要成分と言ったらなんと言っても『カテキン』!
ポリフェノールの一種で、『タンニン』のこと(“タンニン”は渋み成分の総称)です。
強力な抗酸化力が謳われる『カテキン』ですが、抗菌作用や抗ウイルス作用もあるようで。
「緑茶でうがいすると良い」なんてこともよく聞きますが、それはまさにこの抗菌や抗ウイルスの効果を期待してのこと。ウイルスが細胞に付着することを防いでくれるそうな。
口内の殺菌にもなるから口臭予防にもオススメ☆
あ、もちろんうがいだけでなく飲んでも良し。

カテキン以外の主要成分としては、『カフェイン』と『テアニン』。
それにビタミンA、C、E、などなど。
“テアニン”のリラックス効果が“カフェイン”の興奮作用をまろやかにしてくれたり、
熱に弱い“ビタミンC”を“カテキン”が守ってくれるから、「緑茶のビタミンCは壊れにくい」なんてことにもなるそうです。

そんなこんなで「緑茶」は風邪やインフルエンザの場面での喉ケアに力を貸してくれそうです☆

ちなみにビタミンAとE含め、チャの成分の70~80%は水には溶けない成分なので、
緑茶パワーをまるごと欲しかったら『抹茶』で頂くのがいいかもしれません^m^

 

参考文献
・『日本茶のすべてがわかる本(日本茶検定公式テキスト)』
・『日本茶の図鑑』/日本茶業中央協会・日本茶インストラクター協会
・日本メディカルハーブ協会会報誌